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注目の高まる断熱性・気密性
省エネ基準の義務化により、ますます注目が高まる断熱性能ですが
国土交通省の住宅市場の動向調査(平成29年度)によりますと、注文住宅を
取得した人の選択理由となった設備等として「高気密・高断熱住宅だから」が
59.7%と最も多かったようです。では、なぜ断熱性能が必要なのか?
気密性はどのように確認するのか?というのをかいていこうと思います。
覚えておきたい断熱・機密性能の基準として「C値」と「UA値」というものがあります。
======C値について===========
まずC値は機密性能の指標として使われております。
1㎡に何cm²の隙間があるかを表すのが「C値」。
C値5.0cm²/㎡であれば1㎡に5㎠の穴が開いている状態ということになります。
UA値は計算で出せますがC値は「機密測定」を行わなければ確認できません。
また、建物により異なるので1棟ごとの実測が必要です。有資格者(機密測定士)が
建物の隙間の大きさを測定、その隙間の面積を建物の床面積で割った数値がC値となります。
省エネ基準ではC値の規定は設けられていませんが、いくら断熱性能が
高くても、気密性が低ければ快適な省エネ住まいにはなりません。
==========UA値について===============
先ほど紹介した通り、2020年に義務化される省エネ基準では、断熱性能を
UA値(外皮平均熱貫流率)という指標で定められており、地域区分ごとに
基準が定められています。(山口は5・6地域)
これから建てるのであれば0.60以下を目指すのが理想と言えます。
ちなみにヒラヤハウスは0.46基準。
北海道でも建てられる基準となっています。
以上C値とUA値でした。
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